yUraru 料理に關する思ひ付きと實驗の記錄
參考書を色々買った。
後で列擧する
西暦紀元前 500〜紀元頃の地中海地域の料理を參考に、食材や調理技術の特徴を考慮して考察する。
考慮すべき材料: Ife (蛋白質豐富な穀物) 卵 鳥肉 魚介 海藻 香辛料 油脂 果物 青物 第1囘
ブルグルを炊いてみた。
素ブルグル
ブルグル1合をオリーブ油で2-3分炒め、水2合と鹽1つまみを投じて炊いた。水が足りんかもと思って若干量途中で追加した。水氣が無く成った所で火を止め3-4分蒸らした。
プチプチとした食感があり、煎麥の香ばしさを感じる。鹽氣味乃至鹽味の御數が欲しく成る味。
素卵ブルグル
素ブルグルに卵1個を割り入れ少し水を足し搔き混ぜ乍ら再加熱した。
餘り卵感を感じない。こんな物か? と云ふ味。
素卵ブルグルにナンプラーを投下して混ぜた。
私が嫌ってゐる所の魚臭を抽象化した樣な味と香り。此れがユーラル料理の一傾向である可能性は(海の國なので)大いに考へられる所ではあるが、此れがユーラル料理だったら私は個人的に厭だ(私怨)。
卵ブルグル+ナンプラー+鹽昆布
上記が食べきれなく成りさうだったので、海の物の一環ではあらうと考へ鹽昆布を投下して混ぜた。
普通に美味しい。每日食べられさうな味に成った。だが考へるて見ると鹽昆布が美味しいだけの樣な氣もする。
總評:
ブルグルがどんな味の食べ物かは何となく解った。確かに此れはユーラルの主食でありさうな雰圍氣を感じる。
もっと水っぽく粥狀を目指しても良いかも知れない。(恐らくは米も適當に水をぶち込んでグツグツさせた物を食べてゐただらうから。)
ナンプラーが私の食嗜好の全く逆方向に尖ってゐる調味料だと體感されたので此の方向の研究は困難を伴ひさう。
調理法、若しくは合はせる具材/調味料に問題があった可能性もある。
ユーラルが海の幸重點な食嗜好を發達させてゐるとするとしかし魚味を美味しいと思はない事には探求出來ない……。
喉からナンプラー味が上がって來て痛剌い……。
次囘は昆布出汁で炊いてみたい。
アリウム屬の植物を炒めた旨味も欲しい所だけど普通にピラフに成って了ひさう。
アリウム屬の植物はメソポタミア料理に良く用ゐられる歷史の古い野菜。ネギ タマネギ ニラ ニンニク など。
第2囘
アリウム族と卵のブルグル
ニンニクとタマネギの微塵切りをオリーブ油で炒め、卵を割り入れて炒め、ブルグル半合を入れて2-3分炒め、水2合と鹽1つまみと鷄ガラスープの素とタイムとオレガノとクミンを入れ、炊いた。
アリウム族と鷄ガラの旨味が利いて普通に美味しい。香りは何時もの私が好きさうなスパイシーな香りに成った。
第3囘
昆布出汁とワカメと生姜と卵のブルグル
40分掛けて昆布出汁を取り、ふえるワカメと生姜を入れ、卵を割り入れて搔き混ぜ、ブルグル半合を入れて鍋底に水氣が無く成る迄煮込み、炊いた。